【読響カレッジ第6回レポート】 チャイコフスキーの運命!

終演後、指揮者の垣内さん、プレトークでおなじみ奥田さんを囲んで記念撮影。
終演後、指揮者の垣内さん、プレトークでおなじみ奥田さんを囲んで記念撮影。

クリスマスの季節がやってきましたね。

私はこの時期、街がクリスマスの雰囲気に彩られてゆくのを見るのが好きです。

イルミネーション点灯にはじまり、テーマカラーである赤と緑、それから金や銀の輝きも街中いっぱいに広がって、コートにマフラーの装いの人たちがせわしなく行き交う様子。

そして何より、気分を盛り上げてくれるのが音楽です!

女子クラ部のHPでも紹介されているように、ベートーヴェンの“第九”はこの季節の定番ですが、もう一つ忘れてはならないのが、チャイコフスキーの音楽。ヨーロッパでは、クリスマスに家族揃ってバレエ“くるみ割り人形”を観に行く風習もあると聞きますが、日本でも街を歩いていると、聴こえてきますよね? あのおなじみのメロディーが。

というわけで前置きが少し長くなりましたが、本題です。11月の読響は、チャイコフスキーの交響曲 第5番《運命》でした。

 

先月のベルリオーズと同様、演奏前には音楽評論家・奥田佳道氏による解説と、今回読響でのタクトデビューを飾られた垣内悠希氏からは聴きどころについてのお話をいただきました。中でも印象的だったのが、チャイコフスキーの音楽はメランコリックでロマンティックである、ということ。その感情の波は音にもあらわれていて、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンに代表される構造的・明晰なドイツ音楽の形式を逸脱しているところがある。そのため、ドイツ音楽のかっちりした系譜を学んできた人たちにとって、チャイコフスキーの音楽は少し“気恥ずかしい”ものに感じられるそうなんです。

けれども、その抑え切れない感情が形式を超えてしまったところに見られるのが、チャイコフスキーの天才性だ、と。

 

音楽理論のわからない私でも、この解説には納得でした。なぜなら、私自身がチャイコフスキーの音楽にこれまで幾度となく心を揺さぶられてきたからです。

 

第6回読響カレッジ曲目は、いずれもチャイコフスキーで

◆弦楽セレナーデ ハ長調 作品48 第1楽章

◆交響曲 第5番 ホ単調 作品64

http://yomikyo.or.jp/2012/10/6-7.php

 

演奏は、弦楽セレナーデに始まり、続いて運命の第1楽章から第4楽章まで息をつく間もなく、あっという間の時間でした。それだけ、熱中していた証拠ですね。完全に楽曲の世界の中に引き込まれてしまったようでした(笑)。それでも何とか冷静さを保ちながら聴いていると、第2楽章の落ち着きのあるホルンの響きや、ダイナミックさと繊細さの絶妙なバランスや、特有のリズム感は特に際立っていて、胸に迫ってきました。

それからうまく説明できないのですが、時折バレエ音楽の要素が感じられるシーンがあったり、「あっ、この感じチャイコフスキーっぽい!」と思える場面があって嬉しくなりました。好きな音楽は何でもそうですが、その人らしさが聴きとれた瞬間に、懐かしさや嬉しさがこみあげてきて、ほっとしますね。

 

最後にもう一つ。第4楽章では、ティンパニの響きが力強くてそこにメランコリックさはなく、運命に力強く立ち向かう、チャイコフスキーの男気さえ感じられました。

全楽章を通して、荒々しい場面もありながらも、最後には穏やかで美しい波に流れついた印象。これは、逃れられない自身の運命と戦いながらもそれを受け入れ、さらに美しさへと昇華させた印象を強烈に感じました。

 

実のところ、チャイコフスキーは“運命”に一体どんな気持ちを重ねていたのでしょうか。

せっかくのクリスマスシーズンでもあるので、年内はチャイコフスキーの音楽にどっぷり浸かりたいと思います。(レポート K)

ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ 

 

ベルリオーズの回に引き続き、Kさんに読響カレッジ・レポートをお願いしました。

そして、今回は初のアフターコンサート報告!

何かのイベントが東京ドームで行なわれていたらしく、人ごみを避けてドームと反対側を散策したのが功を奏し、素敵なお店を発見しました~! (文京シビックホール、すぐ横です。)

フーゴー FOUGAU(食べログのページでどうぞ。)

http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13160492/

美味しそうでしょ^^。

私たちが始終気になっていたのは、お隣の席で飲んでいらしたこのワイン!

Carmineという名のスペインのワイン。

残念ながら、お隣の方々が最後の1本を開けられたので、私たちは失礼ながら写真だけ撮らせていただきました。^^。

今度来るときには、必ず飲みたいわ。

(ちなみに、この写真のグラスの中に入っているのは、別なワイン・・・)

 

 

読響カレッジ、次回はもう年が明けて1月30日の公演になります。

ドヴォルザーク特集ですよ。

 

新年に「新世界」!何か新しいことが起こりそうです。

http://yomikyo.or.jp/2012/10/7-1.php

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