なぜ年末に第九を聴くのか・・・?

上岡敏之指揮、ヴッパータール交響楽団「第九」公演より
上岡敏之指揮、ヴッパータール交響楽団「第九」公演より

年末第九・・・

 

日本における謎な現象。決して世界共通ではないようですよ。

しかも第九の故郷ドイツでは、そんなに頻繁に演奏される曲ではないとのこと。

本日リリースされた上岡敏之指揮になる「第九」は、上岡が首席指揮者を務めるヴッパータール交響楽団とのライヴ演奏ですが、この公演は、上岡の就任の年(2004年)以来、実に8年ぶりの「第九」公演だったのです。

そんなわけで、若い団員の中には初めて第九を演奏する人もいたとか。むしろそれに驚きです。

 

ベートーヴェンの交響曲第9番

 

「合唱付き」などとも呼ばれるように、第4楽章に声楽の用いられているこの交響曲。テキストは、フリードリヒ・フォン・シラーの詩『歓喜に寄す』からとられています。

とはいえ、ベートーヴェンはこの詩のすべてではなく3分の1ほどを採用、しかも自分でテキストを書き加えてさえいるのです。

それがはじめにバリトンが語り出す

「友よ そんな調べではなく!もっと心地よく喜びに満ちた響きに声を合わせようではないか」との部分、これがベートーヴェンの作詞なのですね。

 

オーケストラが音を奏でていたところに「そんな響きではなく!」と割って入るバリトン。

それまで40分も50分も演奏してきたのに今さら言うか!と、はじめてテキストを知ったとき、わたしは思わずにはいられませんでした^^;

あの第一声を発するバリトンは、それはそれは緊張するのでしょうね。

 

 

ふたたび年末第九の謎。

 

そんな合唱もソリストも入る大掛かりな曲を、なぜわざわざ年末に演奏するのか。

一説によると、オーケストラが12月のボーナス代を稼ぐのに集客の見込めるこの作品を演奏し始めたのだとか。合唱団はアマチュアでも構いませんし、団員や合唱のメンバーを通じてチケットも販売してもらえると。

今でも「第九」を歌おうアマチュア合唱団が、全国にいくつもありますもんね。

そして・・・なぜかわたしも第九合唱デビューすることになってしまいました。

そんなレポートもいつか出来るかなあ(公演は来年2月だそうです)。歌声の方は今さらどうにもならないので、せめて風邪を引かないように頑張ります。

 

第九の話は次回に続きます。次回は上岡敏之の第九にも、ちょっと迫ってみたいと思います。

Share us!

Twitter

Facebook

Google+

メールマガジン

女子クラ部主宰のイベントやご招待&プレゼント、作品情報・・・など、毎月1回メールマガジンを配信しています。メールマガジン登録及び配信は無料です。是非ご登録ください。

サンプル
メールマガジンsample.txt
テキスト文書 7.3 KB