作曲家のお話を聞いてみたい!吉松隆 編①

いつもは指揮者や演奏家の方にお話を伺う機会が多い私たち。

でも、そもそも音楽を書く方、作曲家はいかにして作曲家になるのか・・・そんなことも女子クラ部のなかで話題になっていた頃、吉松隆先生が12年ぶりに書いた交響曲がライヴ収録でCD化されるというので、皆さまの取材に便乗してお時間をいただいちゃいました。

 

吉松隆・・・作曲家。1953年3月18日生まれ(うお座)。

ご本人のHPによると「少年時代は手塚治虫のような漫画家か、お茶の水博士のような科学者になろうと思っていたが、中学3年の時に突然クラシック音楽に目覚め、慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかはロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学ぶ。」!!

 

今までに5曲の交響曲や10曲の協奏曲といったオーケストラ作品、そして〈鳥のシリーズ〉などの室内楽作品、さらに〈プレイアデス舞曲集〉などのピアノ作品のほか、ギター作品、邦楽作品、舞台作品など多数の楽曲を世に送り出しています。

また、テレビアニメ音楽「アストロボーイ/鉄腕アトム」などの音楽を担当したり、プログレッシブ・ロックのキース・エマーソンの「タルカス」をオーケストラにアレンジしたりと本当に幅広く活躍されているんですよね。

 

◎参考動画:フルートとピアノのための『デジタルバード組曲』を上野星矢さんの演奏で♪

平清盛 オリジナル・サウンドトラック
平清盛 オリジナル・サウンドトラック

 

まだ、ピンとこないあなた。

NHK大河ドラマ「平清盛」のあの斬新な音楽を担当されたのが、吉松隆さんだといえば、あ~と思い当たるでしょう。今まで吉松隆の名前を知らなかった方でも、大河らしからぬこの音楽は何何?と絶対気になったはずです。

(「月刊クラシック音楽探偵事務所」で濃ゆい裏話も披露しています。この対談、面白い♪

ベンツでそば屋の出前に行くような大河音楽だったと・・・。そばを頼むたびに、家の前にベンツを停められたら迷惑だよね、と)

 

上記リンクの対談の中でもお話されていますが、1年間も続くドラマの楽曲を書くのは相当大変らしいのです。

オープニング&エンディングだけではなく劇中で使われる音楽も作曲するとなると、全部で200曲近くにもなる曲を書くことになるんだそうです。

その1年はハードすぎて、しばらくは抜け殻のようだったとおっしゃっていました。

そして、そんな重い大河からの反動もあって、最新作・・・コミカルで軽やかなおもちゃ箱のような交響曲第6番が完成したのかもしれません!

 

そんな吉松先生、ただいま61歳。

昨年は還暦を迎えて、還暦記念のコンサートが盛大に祝われました。そこに集まったファンの年齢層からファンの方々のキャラクターの幅も実に広くて、実はあっけにとられていた女子クラ部員・・・。

 

50歳までに交響曲を第5番まで書いて、「もう定年かな」と思っていらしたらしい吉松先生が、なぜ第6番に手を染められたのか。

そもそも、なぜ作曲家になられたのか・・・そのあたりを、素人ながらファン目線で伺ってみたのが今回のインタビュー。

取材を2本終えたあとにもかかわらず、初インタビューアーの質問ににこやかに応えて下さいました。

 

交響曲第6番≪鳥と天使たち≫        マリンバ協奏曲≪バード・リズミクス≫
交響曲第6番≪鳥と天使たち≫        マリンバ協奏曲≪バード・リズミクス≫

先生、作曲家を志されたきっかけはあるんですか?

 

「中学3年の時に、父がベートーヴェンの交響曲のレコードを買ってきたんですよね。音楽を聴いただけだったらそこまで衝撃を受けなかったと思うのだけど、父はそのとき、スコアを一緒にもってきた。

そのスコアを見ながら音楽を聴いたんだよ。

スコア、つまり記号のようなものが100年、200年たっても誰かの手によって奏でられるのだ、ということにものすごく興味をもち、「交響曲を書きたいと!」と強く思ったのが最初。

それが、なかなか満足できずに今にいたるのかな?

はじめにコンピューターを手にしていたら、プログラミングの世界に没頭していたかもしれない。

まあ言ってみれば引きこもり第一世代。(笑)」

 

そんなふうに語る吉松先生ですが、作曲家を志す前は、医者か科学者になりたかったというこのですから、一つの物事を深く追求していくタイプなのでしょうね。

 

 

さて、5番で定年を迎えるはずが、まさか還暦を迎えて生み出した交響曲第6番。

その交響曲についても先生に楽しいお話を伺いましたが、それについてはまた次回。。。

先生、本当に面白い方です。

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