【フォルテピアノ通信⑤】クレムスエック城をおとづれる8日間のツアー

フォイクト氏&大村圭子さん連弾演奏会
フォイクト氏&大村圭子さん連弾演奏会

4月4日から始まった“フォルテピアノ修復家山本宣夫とオーストリア8日間”のツアーでは、4月6日にクレムスエック城で催されたアントン・フォイクト氏と私、大村圭子のフォルテピアノ連弾コンサートを聴きにきてくださいました。

 

およそ30名の日本からの観光客の方々、地元オーストリアの方々で会場は超満員。

 

私たちが演奏したのはベートーヴェン、モーツアルト、シューベルトのオーストリアゆかりの曲で、フォイクト氏はドイツ語で、私は日本語での説明を交えながらの演奏でした。

お茶のお手前
お茶のお手前

使用した楽器はクレムスエック城所蔵のウィーンで製作された2台のフォルテピアノ、1795年、ヨハン・シャンツ作の5オクターヴ、1825年、コンラート・グラーフ作の6オクターヴのフォルテピアノ。この2台はクレムスエック城コレクションの中でも最も素晴らしい楽器で、めったに聴く機会のないオリジナルの楽器の音をきっと堪能して頂けたのでは、と思います。

 

また、演奏会場では書家の金森さんの展覧会と茶道のお手前も行われました。

 

地元のほとんどのオーストリア人にとっては初めて接する日本の文化で、皆さん、大変興味深く眺めていらっしゃいました。

茶道のお手前を披露されたのは、なんとリンツに住むオーストリア人。ウィーンから来られた日本女性とオーストリア男性を含めた着物姿もしっくりとよくお似合いでした。

 

日本からのツアーの方々は、演奏会の前にクレムスエック城の楽器博物館を館長プライス教授の案内で見学。

ツアーの方々にも大変充実した内容だったと喜んでいただけました。

 

今回の演奏会は演奏だけでなく展覧会、茶道のお手前と盛りだくさんだったので企画した私としましては万事うまく進行するか心配だったのですが大変好評に終わり、大成功だったと自負しています。

ウィーン美術史博物館にて 大村圭子さんによるフォルテピアノ演奏
ウィーン美術史博物館にて 大村圭子さんによるフォルテピアノ演奏

 

そして2日後の4月9日にはツアーの方々と一緒にウィーンの美術史美術館を見学。

 

私はコレクションの貴重なフォルテピアノを30分間デモンストレーションで演奏させていただきました。美術史美術館のピアノは、通常では決して触ることは許されないのですが、フォルテピアノ修復家山本宣夫さんのツアーということで特別に許可頂き、私にとっては大変貴重な体験となりました。

 

日本からのツアーの方々と過ごした楽しい時間、今はすべて終わってしまって日本語を話すこともほとんどなくなってしまい、ちょっぴりホームシック気味です。

さて私のフォルテピアノ通信も今回が最終回、5回にわたってご覧頂き大変ありがとうございました。

 

またいつか、お目にかかれますように。

大村圭子

 

さて、大村さんからクレムスエック城便りは今回が最終回となります。

前回もお知らせしましたように、クレムスエック楽器博物館の入場券を、大村さんよりお預かりしておりますので、オーストリアにご旅行の予定のある方は、ぜひ女子クラ部までお問い合わせください。

 

joshicla@columbia.co.jp

 

フォルテピアノ通信   

Share us!

Twitter

Facebook

Google+

メールマガジン

女子クラ部主宰のイベントやご招待&プレゼント、作品情報・・・など、毎月1回メールマガジンを配信しています。メールマガジン登録及び配信は無料です。是非ご登録ください。

サンプル
メールマガジンsample.txt
テキスト文書 7.3 KB