6/10 ミューザ川崎 ランチタイム・コンサートでオルガンとトランペットの魅惑の共演!

はじめまして、女子クラ部・新ライターMです。

6月10日(火)、JR川崎駅を降りてすぐにある、ミューザ川崎にてパイプオルガンとトランペットのコンサートを聴いてきました。

「心癒やされるパイプオルガンとトランペットの共演」の題名どおり、本当に心癒やされる40分のランチタイムコンサート。

カトリック系の大学に通っていた学生時代、ほんの数ヶ月だけですが大学にあるオルガンを弾いていたことがあり、以来、オルガンの音色には魅了され続けています。今回はそんな学生時代を思い出す選曲が多く、懐かしーく感じました。

 

MUZAランチタイムコンサート~心癒されるオルガン&トランペットの共演~

 

【奏者】

パイプオルガン 山本真希さん

トランペット 佐藤友紀さん

 

【プログラム】

ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー 第1幕への前奏曲

J.S.バッハ:目覚めよと呼ぶ声がして

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調*

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘

モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス*

エベン:「窓」よりゼブルン-血の赤の窓*

*は、トランペットとオルガン。その他はオルガン・ソロ。

 

開演すると同時に周りが急に暗くなり、正面には照明があたって、パイプオルガンが青く染まるという素敵な演出。曲ごとにオルガンがその曲をイメージさせる色に染まって、幻想的な光景でした。

 

「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は荘厳で雄々しく、かっこいい!と感じる曲。結婚式でもよく演奏されますよね。オルガンはオーケストラのさまざまな音色を、このひとつの楽器で再現できてしまうということが、すばらしいですよね!

 

オルガンのコンサートはよく聴きにいくのですが、実はトランペットとパイプオルガンの共演というのは初めてでした。

「目覚めよと呼ぶ声がして」では、トランペットが歌うようにのびやかにメロディを奏で、それにオルガンの音が優しく重なっていきます。パイプオルガンに向かって演奏する山本さんと、観客席を向いてトランペットを演奏する佐藤さんとで、お互い向いている方向は真逆。なのに、音がぴったりあっているのです。大きな会場の壁面いっぱいに設置されている巨大パイプオルガンとハンディなトランペットで、音が合うのが不思議で仕方ないと思うのですが、コンサート後に山本さんに「どうやって合わせているのか」と伺ってみたら、お互いの息遣いなどを感じて演奏しているのだそう。実際に息もピッタリ。音楽家はすごいと思う瞬間です。

 

このコンサートは、山本さんの親しみやすく丁寧なトークを挟みながら進行していましたが、そのなかで、そもそもパイプオルガンは管楽器なのだと知りました。鍵盤で演奏するからてっきりピアノの親戚と思っていたけれど、そういえば弦がない。パイプに空気を通して音を出すことを考えたら、そうかー、管楽器なのかと納得。トランペットとオルガン、形も大きさもまったく違う楽器ですが、トランペットとの相性がよいのもうなずけます。

 

トッカータとフーガは、あの替え歌で有名になった懐かしい曲。最初の出だしで笑いがまき起こっていた小学校時代を思い出しますが、通しできくとかっこいい曲!音がコロコロ上がったり下がったりするのを聞くのが心地いいですね。今の小学生も、この出だしで吹いたりするのかしらとぼんやり思ってみたり・・・。

 

「ウェストミンスターの鐘」は、20世紀初頭の有名なフランスのオルガニスト&作曲家が作曲したものだけれど、実は聞き慣れた学校のチャイムがテーマ。キーンコーンカーンコーン……。

蝶がヒラヒラしているような軽快な音の中、このチャイムがいろんなパターンででてきて、音を追いかけるのが楽しい。

 

つづくモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスは、高校時代に合唱部の助っ人でピアノ演奏をしたことがある曲なのです。歌詞は確かラテン語で、意味は分からなかったけれど、当時ご機嫌に歌っていたのを覚えています。トランペットのメロディがのびやかで、パイプオルガンの音と響きがマッチしていたから、すっかり忘れていた歌詞さえ歌えそうな気がしてきます。脳内ハミングで終わったけれど・・・。

 

プログラム最後の曲は、題名も曲調も雰囲気が打って変わって「血の赤の窓」

題名がおどろおどろしいけど、曲調も不穏で面白いのです。音が激しく上下して、スーパーマリオのボス戦や、007のサスペンスを思わせる、スピード感と不穏感がない交ぜの、ストーリー性を感じる曲。途中、宇宙と交信していそうな、かわいいぴぽぴぽした音がはいったりしていたのが、ご愛嬌。トランペットとパイプオルガンと音の掛け合いが面白く、突然、ぱつっと演奏が終わるのもインパクトあります。

このときのオルガンは、もちろん赤く染まっていました!

この曲は「窓」というオルガンとトランペットのための4曲からなる作品の第3曲なのですが、第4曲は「黄金の窓」という題名なのだそうです。いろんな色の窓がでてくる作品「窓」の1部を聞けて楽しかった!

 

そしてアンコールは「主よ人の望みよ喜びよ」。耳なれた音楽のなかに、ゆったり心地よく音を追いかけました。

近藤岳さんと山本真希さん
近藤岳さんと山本真希さん

コンサート後には、奏者の山本真希さんと、ミューザ川崎の専属オルガニスト近藤岳さんにお話を伺うことができました。

演奏していた山本さんに実際お会いすると、小柄で可愛らしい綺麗な方だったので、パワフルな演奏とご本人のギャップにびっくり。

インタビューの模様は、また別の機会にご紹介いたします。ずっと気になっていたオルガンのことをたくさん伺えて、新しい発見のあった貴重な時間でした。

山本さん、近藤さんお忙しい中、ありがとうございました。

そして皆さま、次回オルガン・インタビューレポートをお楽しみに。

 

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