イタリア編②ミラノ レオナルドの足跡をたずねて

ナヴィリオ地区の静かな朝
ナヴィリオ地区の静かな朝

はじめてミラノに行ったときは、時間もなかったのでドゥオーモに近いところにホテルを探したのですが、2度目は「ここに泊まりたい!」と心に決めていた場所がありました。

それがミラノの下町「ナヴィリオ地区」と呼ばれるところ。

 

かつてミラノには多くの運河が通っていたそうで、石材のみならず、人々の日々の生活に欠かせない物品もその運河を通って運ばれていました。その面影が残るのは、いまではこのナヴィリオ地区のみ。この運河の設計には、レオナルド・ダ・ヴィンチもかかわったことがあるのだとか。

しかし数年前の旅行記などをネットなどで拝見しますと、干上がっているのですね・・・水が。

それは運河跡地・・・みたいな風情で。

 

とはいえ、”いまではおしゃれなカフェやショップが軒をならべるミラノの若者たちの人気スポットに”という観光情報を信じ、ナヴィリオ地区を2度目のミラノ旅行の拠点に決めました。

泊まったホテルは、この記事の最後をご覧ください。

夜の運河沿い
夜の運河沿い

さて、実際に行ってみますと、このナヴィリオ地区は、おしゃれスポットであるばかりか、ドゥオーモへも(つまりスカラ座へも)トラムで直行できる、とても便利な場所であることが分かりました。歩いても20分くらいで、のんびり散歩しながら中心部にたどり着きます。

 

そして、肝心の運河の水は・・・ありました。9月だというのにまだ暑い、ミラノの日差しを浴びて輝く水が!!

そしておしゃれなカフェもありました。朝昼晩どこに行こうかな~と毎回悩めるくらいにたくさんの選択肢が。

鮮やかな色の靴がショーウィンドウにならぶ靴屋さんや、趣のある本屋さんも。20分も歩いたら先まで着いてしまう運河なのですが、お店をのぞきながらなんども行き来して、途中のカフェでお休みしたりして、1日過ごしてもまったく飽きない場所なんですよ。

ミラノといえば「最後の晩餐」も忘れてはいけません。ご存知、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作ですが、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の食堂に描かれた壁画なんですね。持ち運びできませんから、見るためにはこの教会に赴かねばなりません。

しかも完全予約制!

予約サイトはこちらです。

 

人気観光スポットですから、お目当ての日のチケットに空きがあるかは運次第。

旅程を決めたらできるだけ早くチケットを予約しておきたいところです。予約サイトにチケットが残っていなくても、オプションツアーを扱っている代理店に連絡をしてみましょう。

 

で、ここまで書いて白状するのも何ですが、私はまだ「最後の晩餐」を見ておりません。

先日カルロ・フェリーチェ劇場でのスト&公演中止の顛末についてご報告いたしましたが、ここでも私はストに遭遇。事前にチケットを依頼した代理店から「ストでツアーが中止になるかもしれない」との予告を受けてはいたのですが、当日のことは教会に行ってみないことには分からない、と言うではないですか。

仕方がないので朝早くサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエに赴いてみると、教会の横にある「最後の晩餐」の扉は冷たく閉ざされ、おそらく”ストのため本日営業中止”とでも書かれた味気ない貼紙があるのみ(ご丁寧にイタリア語で!!)。そして、わたしの他にも事情の分かっていない観光客の姿がちらほら。

教会で買った本
教会で買った本

ストをしているのは、教会に併設している「最後の晩餐」のある食堂の方なので、教会の中は礼拝中でなければ見学することができます。

この教会、Wikiには「支配者スフォルツァ家の命によりグィニフォルテ・ソラーリによって1469年に完成されたゴシック様式の教会」と書かれているのですが、ゴシックというには、あまりに違和感のある外観。教会で買った日本語のガイドブックを見ますと、次のようにあります。

ソラーリの手がけた教会のいくつかは、力強く上に伸びてゆくその建築上の効果から、いとも簡単に”ゴシック”の名を与えられがちではあるが、彼の作品を単純にゴシックと呼ぶにはあまりにも場違いなのである。」(ピカ・ポルタピッリからの引用)造形美術の外形としては、彼の建築はやはり本質的に言って1300年代(しかもイタリアの1300年代である)に留まり、それは、すなわちロマネスク建築ということになるのである。

(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とダ・ヴィンチ「最後の晩餐」P・アンジェロ・マリア・カッチーニ・O・P著)

なんだそうです。

ぜひ最後の晩餐を見にいらしたら、この教会の中もゆっくり見学してください。

 

写真はおまけ。

スカラ座前のレオナルド像と、今回のスカラ座オペラ鑑賞「ラ・ボエーム」の配役表です。

本日のホテル

Hotel Milano Navigli

 

たぶん次にミラノに訪れるときも、一人だったらこのホテルを使いたい。ナヴィリオ地区の運河の先、ティチネーゼ門の向かいにあるマクドナルドの上にあるホテル。

ドゥオーモから走っている3番のトラムの駅がすぐ横なので、とにかく街に出るのに便利。そして運河沿いにお店がいくらでもあるので、ちょっとお茶するのにもご飯を食べるにも、散歩をするにも最高の立地。

お部屋もゆったりしていてきれいだし、スタッフがものすごく親切です。

ただし、週末の夜はうるさくて寝られないかもしれません。(わたしはさほど気にならなかったけど。)

このホテルの斜め向かいにあった靴屋さんに行くためだけにも、また泊まりたいホテルです。

「旅クラ」次回も、まだまだイタリアを旅します。ちょっと間が開きますが、7月をお楽しみに!

 

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