蝶々さん よもやま話~藤原歌劇団公演、GP&本番初日を鑑賞して~

写真はいずれも6/26 B組ゲネプロの舞台より
写真はいずれも6/26 B組ゲネプロの舞台より

藤原歌劇団の創立80周年記念公演として開催されている《蝶々夫人》の舞台も、残すところあと1日のみ。

女子クラ部では、BOと呼ばれるオケ付きの舞台稽古見学から、ゲネプロ、そして本番と複数の専属ライターが見学&鑑賞にお邪魔しました。

舞台がだんだんと仕上がっていくさまもワクワクするような興奮とともに楽しみ、そして本番では(ゲネプロでさえあんなに感動したのに!)リハーサルとは比べ物にならない緊迫感を舞台から感じ、オペラあるいは舞台芸術の魅力を、改めて発見した一週間となりました。

 

*6月27日(金)に行われた、本番初日のレポートを追加しました。(6/30)

さて舞台稽古のさいのライターたちの声は、すでにご覧いただいたとおり。

今日は、B組ゲネプロ(蝶々さん:山口 安紀子さんとピンカートン:笛田 博昭さんのコンビ)を見学したライターさんたちのレポートをどうぞ。

6/23のBO(オケ伴奏舞台稽古)にひきつづき、GP(ゲネプロ・本番さながらの総稽古)を観てきました。

 

時間の都合で私は第1幕しかみることができなかったのですが、BOとの違いにも感動しました。

GPなので、衣装が本番に使うものを着ていて統一感があり、BOからより一層華やかに!歌舞伎を思わせる色彩豊かな色合いに目が奪われました。

さらに、出演者の声量とオーケストラが奏でる音楽のハーモニーがとても耳に心地よかったです。

歌手たちによる声のアンサンブル(ピンカートン&友人シャープレス、蝶々さん&親戚一同、ピンカートン&蝶々さん等々)の聞き所が第1幕にはたくさんあって、素敵、素敵~!と聞きほれました。

 

その一方で、今回は字幕があったので「ん??」と思う台詞があることがわかり、音楽とドラマのアンマッチが新鮮で面白かったです。

あらすじでわかっていた話が、字幕によって、登場人物の性格がよりリアルに伝わってきました。

特にピンカートンのだめんずっぷりが群を抜いているというか!

蝶々さんに「君だけ愛している、幸せにするよ」なんて甘くささやいておきながら、友人のシャープレスには「蝶々さんは日本にいる短い間のお嫁さんだし、いつか僕は本国で素敵なアメリカ人奥さんをもらうんだ」なんてことをいう。

その素敵な声で、そんなこと言ってたの?と衝撃を受けるほど。

ああ、蝶々さん。こんな男にそんなに一途にならないで。

台詞がわかることで、ハラハラ感が沸いてきたのです。

 

蝶々さんは、結婚式前日に、誰にも相談せず、ピンカートンがキリスト教だからと自分もキリスト教に改宗します。その上、結婚式のお祝いにきた親族に改宗したことがばれてしま、それが原因で縁を切られます。

それでも「ピンカートン、あなたがいてくれたら幸せなんです」だなんて、結婚早々から行く末が心配になります。

猪突猛進で一途な15歳。

ほんとに若さと初々しさがみなぎっていました。

「15歳なんてもうお婆ちゃんよ・・・」などと世間知らずな台詞を蝶々さんは言ってましたが。

 

それはさておき、ピンカートン。

アメリカ海軍士官だから、年も相応、社会人経験もそれなりにあるはずなのに本当に残念。年相応の精神年齢になりなさいよ、と綺麗な旋律を聞きながら思っていました。結婚式が終わった後にピンカートンが「15歳のかわいくて愛らしい娘と初夜だ~」と浮かれているところがほんとにわかりやすくて。ずいぶん直接的に艶めかしいことを言うんだなぁ、とびっくり。

台詞がわかることで、オペラのドラマ性をより身近に感じられた部分でした。

 

第2幕からのドロドロ要素をなんとなくちりばめつつも、幸せそうな感じで1幕目は終了しました。

衣装やセットはもちろんのこと、演技力、歌の力、オーケストラとの音のハーモニーに惚れ惚れし、あっという間の第1幕でした。

 

第2幕の有名なアリア「ある晴れた日に」を聴きたかったし、蝶々さんとお手伝いのスズキ

 

が「ピンカートンが日本に戻ってきた!」とウキウキして、屋敷中に花をふりまく微笑ましいシーンもとっても観たかった。第2幕以降のピンカートンのヘボっぷりや、アメリカ人妻

・ケイトと蝶々さんの出会いの緊迫したシーンも観たかった!

あとは、なんといっても最後のシーン。BOのときの迫力に思わず涙もしたし、オカルト?!と思うぐらい蝶々さんの情念を感じた演出も観たかった。

見所いっぱいの第2幕に後ろ髪をひかれつつも、新国立劇場を後にしました。

by ピノ

 

続いては、そのあとの2幕までBOを聴き終えた、めろでぃあんさんに。

オペラは、洋のイメージが強いのですが、長崎が舞台の《蝶々夫人》は、舞台のセットや衣装も和のテイストが満載!

和装の華やかさはステージをより色鮮やかにし、とても惹きつけられる舞台。

そんな華やかさが2幕目では一転、蝶々さんの苦悩が感じられる舞台となり、劇的な演出で幕が下ります。

劇場で見ているからこそ伝わる感動に、オペラの良さを感じることが出来ました!

 

by めろでぃあん

本日(26日)は、藤原歌劇団蝶々夫人のゲネプロ(通し稽古)見学でした。

字幕もありましたから細かな部分の表現もよく理解できました。衣装が和服でセットも日本家屋のせいかイタリアオペラといことを忘れてしまいそうでした。

蝶々夫人は一途な女性の切ない物語。蝶々さんが来ないであろう男性をひたすら待ち続ける健気な姿にチョッピリ涙が。。。

by 小丸子

はじめまして!ユッキーです。
GPとオペラ本番を拝見しました!

日本が舞台なだけにまるでそこは歌舞伎の舞台。
港は華やかな扇形、そして浮かび上がる桜の木。
幕が上がった瞬間、客席から「おおっ」とため息が。

障子に映る影、舞い落ちる桜吹雪、真っ直ぐなお辞儀など細部に宿る日本の美!ワクワク♪

ピンカートンを待ち焦がれ蝶々さんがお花を敷き詰めるシーンは何度見ても胸を打たれます。+゚(゚´Д`゚)゚+。

このシーンのハープがせつなさの中に美しさを添えて大好き♡
お花をふわっと撒く際にちょうどポロロロン♪と鳴ってます。

3年も置き去りにされても、愛する彼のために家をお花で飾り立て、結婚式の衣装を身に着け、髪を整え紅をさして徹夜。
すごいや蝶々さん!

15歳にして「私お婆さんだし~」とのたまう蝶々さん。
40過ぎても美魔女が元気な平成という時代に生まれて良かった。

15歳にしてあの媚態!
蝶々さんの2倍人生を歩んでいるはずのの私、女性として大変勉強になりました~!

恥じらい方、全身で喜びを表現する愛らしい仕草、まっすぐな眼差し。
なんて素晴らしい演技。

「お慕いしています・・・私は日本で一番幸せ・・・」
これらの悩殺セリフ使ってみたい♡

オペラならではのこういった盛大な甘いセリフの数々に酔いしれました♪

休憩時間はヒロイン気分を味わうためにワインを手にしつつ気取って写真を撮ってみました♪
他のお客さんのファッションチェックも楽しみの一つ!
カラフルなワンピースのご婦人方に見とれちゃいました!
3大オペラとして名高い蝶々夫人、ぜひぜひ足を運んでみてください♪

 

by ユッキー

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