オルガンの仕組み探偵団!を一緒に体験!!

7月26日に開幕したフェスタサマーミューザに先駆けて、ミューザ川崎では「こどもフェスタ」と称した、さまざまな体験型のイベントが開催されていました。

そのひとつ7月22日に行われた「オルガンの仕組み探偵団!」に、こどもたちと一緒に参加してきてしまいました。

 

今回は、大人も楽しかった、このイベントの模様をお届け。

実は大学時代にオルガン経験がある(!)ピノさんのレポートをどうぞ。

オルガンのお兄さん(?!)近藤岳先生です
オルガンのお兄さん(?!)近藤岳先生です

今回のイベントは4歳から中3までの子供が対象でしたが、保護者の方も同行もされていたので、とてもにぎやか。

入場時にはオルガン探偵手帳を渡されました。

この手帳、パイプオルガンをはじめ、オルガンに関するクイズが載っています。子供向けのやさしい問題かな?と思ってみたら、全くわからない。

けれど、実際にいろんな種類のオルガンに触って、舞台裏を探偵さながらに尋ね歩きクイズに答える形式だったので、こどもたちは皆一生懸命クイズに取り組んでました。

 

そして、今回のイベントではミューザ川崎の専属オルガニスト、近藤岳さんが先生役。アシスタントの中澤美帆先生と一緒にこどもたちにパイプオルガンの不思議をつたえます。

近藤先生は語り口が穏やかで、うたのお兄さんのような優しい声!

振り向けば、巨大オルガン!
振り向けば、巨大オルガン!

まず会場となった舞台中央には、リモートコンソールといわれるエレクトーンのような姿をしたパイプオルガン遠隔装置器がどーんと設置されています。パイプオルガンを演奏するときは、パイプの下(舞台の上のほう)で演奏をすることが多いそうですが、今回はこのリモートコンソールを間近に見ながらの解説。

私たち参加者は、リモートコンソールと実際に音がでるパイプの間に座って説明をきいていました。

すると、前で近藤先生がリモートコンソールを弾いているのに、後ろの方から少し遅れて音が聞こえてくるので、演奏を見ては、後ろを振り返って音を聞いて・・・と、皆きょろきょろ顔が動いています。

 

そのミューザ川崎のパイプオルガンには5,428本ものパイプがあって、高さは約10M。これは建物の3階・4階に相当する高さだそう。

 

パイプオルガンにとって重要なのは、鍵盤・パイプ・風の3つなんだよと、近藤先生は、こども団員にわかりやすいように模型を使って教えてくれました。

 

この模型がとても身近な材料で作られていて、びっくり。

材料は、自転車の空気入れ、ビーチボール、ホース、プラスチック箱(タッパですね)、定規、そしてリコーダー。

これで簡易版パイプオルガンの出来上がり。

 

自転車の空気入れにビーチボールがつながっていて、そこに空気をためます。ボールをぷしゅーっと押すと、ボールからつながったホースに空気が通って、風箱役のプラスチック箱に風が送られ、定規で作った鍵盤を押すことによって空気がリコーダーに通って音が出る、という仕組み。

ビーチボールの空気がなくなってくると、リコーダーからでてくる音がふよよよよよ~と、力なく情けない音になっていたのがご愛嬌でした。

(この簡易版模型オルガンの様子は、近藤さんのブログに詳しい説明が載っています!)

 

そして、ここでも近藤先生は、オルガンって空気をこのリコーダーのようなパイプに送り込んで音を出す金管楽器なんだよと、同じ鍵盤楽器であるピアノとの違いを力説!

 

パイプオルガンの説明を聞いた後、いよいよ探偵団たちは、クイズを解くために普段入れない舞台裏に潜入です。

解体された木管パイプや金管パイプに触ったり、ぐるぐるハンドルを回すとメロディが流れるストリートオルガンや、箱型のポジティフオルガン体験もできました。

そして最後には、あの大きなパイプオルガンに触ってトッカーターとフーガを演奏(目の前で見ると、いっそうの迫力!)

・・・とその前に、オルガンの音の強弱ってどうやって操っているか、想像してみて!?

ここでのチェックワードは「シャッター」です。シャッターって、そのまんまよろい戸のこと。

そうなのです、オルガンはパイプの入っている部屋のシャッターを開け閉めして、パイプに入ってくる空気の量を調整することで、強弱をつけられるんですね。

模型でも風船のなかの空気が少なくなると、ぷしゅ~と音が小さくなっていったでしょう?

 

こちらのブログが面白い!「どらの手も借りたいオルガン作り

・・・スウェル・ボックス(パイプの入っている箱)製作中。

↓で、そのシャッターを開け閉めすると、こんな感じ。(裏でこんなことが起こっているなんて)

では最後に、ラソラ~に兆戦!
では最後に、ラソラ~に兆戦!

バッハが生きていたバロック時代によく使われた音色で「プレノ」といわれるものがありますが、このプレノを使って、有名なトッカータとフーガ ニ短調のフレーズ「♪ラソラ~、ソファミレ#ドッレ~♪」に挑戦。

ピアノを習っている子も習っていない子も、一人ずつ近藤先生と一緒に連弾をしました。

こどもたちが「ラソラ~」を弾くと、近藤先生がその後を継いでくれます。

 

背がまだ低くて足の鍵盤に届きにくい子もいたけれど、必死に足を伸ばして押していたのが可愛らしかったですね。

両手を鍵盤から同時に離すことで、音がばしっと決まること。鍵盤からバラバラに手を離すと、ふよよよ~という力の抜けた音が会場に響き渡って、あまりかっこ良くないこと。

実際に触ってみることで、弾くことの難しさや楽しさがわかりますね。

子供たちにとっても、夏休みの楽しい思い出の1つになったのではないでしょうか。

 

クイズの答えが全部出揃い、扉の前でクイズの答えを言うと、開けゴマ式に扉が開き今日の任務完了です。

最後に舞台上に戻ってきて、近藤先生と中澤先生お二人が、リモートコンソールの足の鍵盤のみを使ったドレミの歌を連弾されました。

足だけの連弾をみるのは初めてで楽しい演奏でした。近藤先生が演奏前に、鍵盤の上で足がタップダンスのように踊っているみたいですよ、とおっしゃっていて、見ごたえも聞き応えもある楽しい演奏でした。

片方の足のつま先とかかとの2点を使って、2音同時に出したりと、足の器用な使い方にもびっくり!

 

オルガンの仕組みを知って、実際に触って、プロの演奏を聞いてと盛りだくさんな内容のイベントでした。子供に混じってとても楽しく体験してきました。

会場いっぱいに響きわたる楽器に実際触れられるのは贅沢でいいですね。

おまけに。。。

近藤先生が連弾をされて、器用に足を動かしている間、かかとの少し高くなった靴のことがとっても気になっていました。

そこで演奏後ずばりお聞きしてみました。

「その靴はオルガン専用なのですか?」

 

かかとがしっかり厚くて、つま先などは足裏の感触が伝わるシューズがパイプオルガンを弾くときにぴったりなんだそうです。

女性用はオルガン専用シューズがあるそうなのですが、男性用は国内で取り扱いがなく、以前ヨーロッパで買ってきて使っていたものも壊れてしまったとのこと。

で、いまは何用の靴を使っていると思います??

 

なんと社交ダンス用シューズ!

そういえば、先ほどの足の演奏もダンスに似ている感じでしたし、違和感がないかも・・・となんとなく納得です。 by ピノ


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