7/28読響「気楽にクラシック」ロシアでも”熱い”コバケン

遅ればせながら、毎月恒例、読響の気楽にクラシック7月の回は、7/28に行われました。コバケンの登場に沸く会場、終演後はコンマスの日下紗矢子さんにもインタビューさせていただきました!

本日は初登場となる新レライターのモモコさんのレポートです。

 

♪*♪*♪

 

読響「気楽にクラシック~ヨーロッパ音楽紀行~」第3回の舞台は、悠久の大地・ロシア。私はロシア音楽が大好きなので、今回のコンサートをとても楽しみにしていました。

と言いますのも、子供の頃にクラシックバレエを習っていて、チャイコフスキーなどのロシアのバレエ音楽がいつも身近にありました。私がクラシック音楽を好きになった原点は、ロシア音楽にあります。

今回のプログラムは、「五人組」と呼ばれる作曲家のうちの2人、ムソルグスキーとボロディンの作品です。指揮は「炎のマエストロ」こと大人気の小林研一郎さんで、場内はほぼ満席でした。開演前のプレトークでは、ナビゲーターの中井美穂さんによるマエストロのインタビューがありました。マエストロは、激しく情熱的な指揮姿とは対照的に、とても控え目で穏やかな話し方をなさいます。

プログラムのメインである「展覧会の絵」について、「この曲にはいろいろな楽器が主役になるパートがあるので、その楽器が輝けるように導くのが私の役目です」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 

1曲目は、ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」。「悪魔たちが夜にはげ山で酒宴を開く」という伝説に基づいた曲で、音楽は不気味に始まり、次第に激しさを増して宴が頂点に達した後、夜明けを示す清らかな響きで静かに終わります。盛り上がる酒宴の様子が目に浮かぶような面白い曲です。

 

2曲目は、ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から“だったん人の踊り”。オペラの中で、捕虜となったイーゴリ公を、だったん人の敵将がもてなす酒宴の場面です。女奴隷、荒々しい男たち、子供たちと踊り手が次々に変わり、1曲の中でも雰囲気が変化に富んでいます。異国情緒と迫力に満ちた、聴いていてわくわくする曲です。

 

3曲目は、ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」。普段クラシックを聴かない方でも、この曲の「プロムナード」というメロディーは耳にしたことがあると思います。元々はピアノのために作曲され、後に“管弦楽の魔術師”ラヴェルがオーケストラ用に編曲しました。私は原曲のピアノ版も好きですが、オーケストラ版は多彩な楽器のソロや音のブレンドが聴きどころで、色彩感にあふれていてとても魅力的です。

「展覧会の絵」というタイトルの通り、展覧会の会場を歩きながら10枚の絵を鑑賞する様子が表現されています。個人的に好きなのは、9枚目の「鶏の足の上の小屋(バーバ・ヤガー)」から最後の「キエフの大門」にかけてのクライマックスです。マエストロの入魂の熱演がホール中に響き渡り、客席はしばらく拍手が鳴り止みませんでした。

 

情熱的でどこか哀愁を感じさせるロシア音楽の世界に浸っているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

読響「気楽にクラシック~ヨーロッパ音楽紀行~」は、普通の平日夜のコンサートよりも少し遅めの20時開演で、1時間に世界各国の名曲の魅力をギュッと詰め込んだ、クラシック初心者の方にもお勧めのコンサートです!

by モモコ

レポートは第2部、日下紗矢子さんへのインタビューに続きます!

読響「気楽にクラシック」+αレポ

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