井戸端女子クラ部 Vol.2 バッハ レジュメをご紹介

お待たせいたしました。

8/9(土)に行われました、井戸端女子クラ部 vol.2 バッハの模様を、レジュメとともにふりかえり!

MCは高野麻衣さんでした。

高野さんが主張する「理想の夫」バッハの訳とは??

 

ということで、バッハってどんな人??

 

ヨハン・セバスティアン・バッハ1685-1750

—17世紀後半から18世紀にかけて活躍した、ドイツ生まれの音楽家。

トマス教会前のバッハ像
トマス教会前のバッハ像

と、こんな時代に活躍した人だったのですね。

 

その同時代人には、

ブクステフーデ (1637頃-1707)

パッヘルベル (1653-1706)

クープラン (1668-1733)

ヴィヴァルディ (1678-1741)

テレマン (1681-1767)

ヘンデル (1685-1759)

 
なじみのない名前の作曲家もいるかもしれません。
(リンクをクリックして、Wikiに飛んでいってみてください。)
 
ブクステフーデはバッハも憧れた、当時の大オルガニスト。
パッヘルベルは「カノン」でその名を知っている方が多いでしょう。
テレマンも当時の人気作曲家。バッハ家とも浅からぬ関係があって、大バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル(C.P.E.バッハ)の名付け親でもあります。
 
そしてヘンデル!彼はバッハと誕生年が同じなんですね。なのに、片やドイツに生まれながらイギリスで活躍し、片やず~っとドイツに留まって(しかもチューリンゲンやザクセンという広いドイツの一地域でのみ)活動していたというわけ。かの偉大な大バッハが、まったく国際派でなかったというのは、意外な事実。

バッハはアイゼナハ生まれ。

18歳のときヴァイマールにて、当時の一般的な就職先といえる宮廷楽団に入り、その後アルンシュタットのオルガン奏者に。ミュールハウゼンの教会に転職したころ、(仕事も安定したからか)マリア・バルバラと結婚。

ところがマリア・バルバラは若くして亡くなってしまうのですよね。

 

後にアンナ・マグダレーナと再婚。「音楽帖」でその名を残しているこのバッハ夫人。

音楽帖には、そうとは知らずとも有名な曲がいっぱい入っているのです。

 

たとえばこのメヌエットは、ピアノを習っている人は小さいときに弾いたことがありますよね。

そして、「井戸端」イベントではお客様の中からこのメヌエットに関するエピソードが!

小学校の音楽室には必ずある作曲家の肖像画。その中でも彼女にはバッハが一番こわかったらしいのですね。

だから、いつもバッハと目の合わないところに座っていたのだけれど、このメヌエットをピアノの先生に弾いてもらったとき、”バッハってこんなに優しい人だったのね”と見る目が変わり、もうあの肖像画がこわくなくなったのだと言うことでした。

さて、後世のひとの想像力をなぜか刺激する、アンナ・マグダレーナ。

ここで小説「バッハの思い出」をご紹介。これは20世紀のイギリス人のエスター・メイネルという人によって書かれた本なのですが、その内容がまるでロマンチック小説!アンナ・マグダレーナの一人称によってバッハとの思い出を綴っています。

 

この小説を読んでから、高野麻衣さんは、夫にするならバッハだな!と直感したそう。(笑)

 

アンナ・マグダレーナから派生していった作品には、映画もあります。

アンナ・マグダレーナ・バッハの年代記』という映画には、古楽器演奏の第一人者、いまは亡きグスタフ・レオンハルトも登場します。

 

それから映画『戦場のアリア』。これはアンナ・マグダレーナとは直接関係ないのだけれど、映画の中で音楽帖のなかの「あなたがそばにいれば」が歌われるのですね。

すごく興味深い映画なので、ぜひ見てみてください。

*歌の吹き替えは、ロランド・ビリャソンとナタリー・デセイという大スターたち!って言うところも注目です。(bist du bei mirで検索してみてください。)

トマス教会横には、メンデルスゾーン像が!
トマス教会横には、メンデルスゾーン像が!

さて、バッハに話を戻しますと、バッハは死後、なかば忘れられていた時代があるのです。

それを”再発見”したのが、メンデルスゾーン。そして偉大なるバッハのイメージがいっきに高まって行き、ロマン派以降、バッハ作品の編曲もさかんに行われるようになります。

 

バッハに影響を受けた音楽家たちには、こんな人が・・・

ハイドン

モーツァルト

ベートーヴェン

メンデルスゾーン

ショパン

シューマン

ブラームス etc…

 

バッハ曲の編曲といえば、いちばん有名なのはグノー編の「アヴェ・マリア」ではないでしょうか。

これは、平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 プレリュードにグノーが旋律をつけたもの。

井戸端では、林そよかさんのピアノに続いて、旋律部分をはるかさんがチェロで奏でました。

井戸端は、ここからアウラ・ヴェーリスによる編曲&演奏コーナーへと移ります。

妹のそよかさんは作曲家でもあるんですね。

 

で、ためしに、「となりのトトロ」をバッハ風にしてみました。

アヴェ・マリア風&G線上のアリア風トトロが披露され、あら不思議!

意外とあうのね。

 

アウラ・ヴェーリスのお二人は、近頃リリースしたCDのなかでも、バッハのモチーフを編曲のなかに組み込んでいるのです。

その曲というのが、美空ひばりの「一本の鉛筆」というから驚きです。

12.一本の鉛筆         SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル

今日はチェリストはるかさんもいらっしゃるので、ひばりメロディで引用されている無伴奏チェロ組曲から第1番のプレリュードを披露いただきました。

 

ここで、はるかさんから一言。

無伴奏チェロ組曲は、バッハの自筆譜が見つかっていないそうなのです。だから一番信ぴょう性が高い資料が、アンナ・マグダレーナの写譜ということに。

チェリストたちは皆このコピーを参考にするらしいのですが、「とてもきれいな楽譜なんですよ」と、はるかさん。

 

おお、ここでアンナ・マグダレーナの話と、ぴったりテーマが合流した!

そんなこんなで終了した、井戸端バッハの会。

おいしいバッハ料理をご用意いただいたチェスタさん、ありがとうございました!

 

また次回は、どの作曲家をテーマに選ぼうかなと思案中。

井戸端女子クラ部 Vol.3 をぜひお楽しみに~~。

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