福間洸太朗 『火の鳥 -ロシア・ピアノ作品集-』 レビューいただきました♪

CDの画像をクリックすると、特設サイトに飛びます
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女子クラ部でも活躍を応援しているピアニストの福間洸太朗さん。

このたび最新アルバム「火の鳥~ロシア・ピアノ作品集~」が発売されるにあたって、女子クラ部ではメルマガ内で、白盤レビュー・キャンペーンを実施しておりました。

 

白盤=プレスの方などにお配りするための音源サンプル。

そう、今回レビュアーにご応募いただいた皆様には、CDが一般にリリースされる前に最新盤の音源を聴いていただいたのです。

なぜって、このアルバムを聴いた女子クラ部スタッフたちも、福間さんの音楽に圧倒されて、早くこの感動を誰かといっしょに語り合いたい~~!と気持ちがはやっていましたからね。

 

では、レビュアーさんたちのコメントを一挙ご紹介。

皆さま、ご協力ありがとうございました!

クラシック音楽初心者、福間洸太朗さんファン歴も浅い私が、この度、福間さんのCDを一般発売に先駆け聴き、レビューを書く機会をいただき、光栄であると同時に、大変恐縮しております。

間違い、思い込み、妄想が炸裂していると思いますが、素人の戯言だと思い、広い心で読んでいただけましたら、幸いです。

 

『火の鳥~ロシア・ピアノ作品集~』は、一言でいうと『世界万国博覧会 in ロシア』みたいな作品だと思いました。

 

”ロシアを舞台に、世界各国の様々な文化・芸術をピアノ1台で、どこまで表現できるか挑戦!!”という感じです。

 

展覧会の絵》では、ロシア・フランス・イタリアなど様々な風物を描いた絵画の世界。

時に滑稽だったり、荘厳だったり、シュールだったり、怪奇小説風だったりします。

 

ひばり》では、ロシア歌曲の胸がきゅんとするようなピュアな美しさ。

イスラメイ》では、トルコ・イスラム民俗舞曲をもとに作られた作品で超絶技巧を披露。

ドゥムカ》では、ポーランドで起こった民謡形式を用いてロシアの農村風景を描く。

火の鳥》は、ロシアの民話に基づいて作られたクラシックバレエの音楽ですが、フランスのパリオペラ座で初演され人気を博した作品であり、作曲者ストラヴィンスキー自身も、ロシアだけでなく、フランス・スイス・アメリカなどで活躍した人物。

 

文字通り、世界各国を飛び回り演奏活動をされている福間さんにふさわしい国際色豊かな、有名、無名、様々なタイプの楽曲が並んでいます。

 

特に気になったのはCDタイトルにもなっている《火の鳥》での荒々しく狂気に満ちた演奏です。

 

『育ちの良い品行方正なお坊ちゃま』(桐箱入り高級カステラ←私の勝手な脳内イメージ)という福間さんの印象を一蹴する鬼気迫る演奏でした。

 

自ら炎の中に身を投じることで生まれ変わり永遠の命を得ると言われる「フェニックス(火の鳥)」のように、福間さんも音楽を通じ、命がけの挑戦を続け、限界を超え、過去の自分を破壊することで、常に新たな自分を創造しようとしているのかもしれません。

 

静かで柔和な佇まいの中にひそむ暗く激しい情熱。。。

福間さんが今後どのような変容をとげていくのか目が離せません。

 

by N.H.

福間さんが演奏するロシアもの、ワクワクしながら聴きました。

ムソルグスキー《展覧会の絵》は、力強いなかにも包容力を感じる演奏。福間さんの人柄が表れているようです。グリンカ《ひばり》は、ひばりが美しい声で悲しげに歌うような音色に、胸がキュン!バラキレフ《イスメライ》は幻想的で華やか。キラキラ輝くような音に心を奪われました。チャイコフスキー《ドゥムカ》は、農民たちがつらい労働から収穫祭で豊作に喜び、再び日々の労働へ戻っていく…そんな映像が浮かぶ演奏です。

圧巻は、ストラヴィンスキー《火の鳥》。激しい「凶悪な踊り」から穏やかに浄化していくような「終曲」まで、メリハリのきいた演奏にグッと引き込まれました!

 

by 河本美和子

 《展覧会の絵》プロムナードの最初の1音を聴いた瞬間、一気に福間洸太朗さんの世界観に引き込まれたような気がした。何より、音の印象がとても鮮明だった。「自分はこんな音色をピアノから引き出したい」「この曲ではこういう感情や風景を表現したい」という強い意志が感じられた。《展覧会の絵》は他のピアニストの演奏も何回か聴いたことがあるが、これほど強い気持ちが込められた演奏は初めてだった。

 個人的にロシア音楽の特徴は、悠久の大地をイメージさせるスケールの大きさ、濃密な感情表現、情熱的でありながらどこか哀愁を感じさせるメロディーだと考えている。それを表現するには、音のボリューム的な力強さ、繊細さとエネルギーの両方を表現できる多彩なタッチ、内から湧き出るような感情表現が必要だと思う。今回の福間さんの演奏は、これらの要素を見事にクリアしている。だから、演奏の方向性や表現したいことが聴き手にダイレクトに伝わってくるのだと思う。もちろん、そのためには盤石なテクニックが大前提だが、福間さんの強靭なテクニックは想像以上のものだった。しかも「これみよがし」なところが一切なく、自然に演奏の中に溶け込んでいるのが素晴らしい。

 選曲も興味深い。ダイナミックな《展覧会の絵》と《火の鳥》、優美な《ひばり》、超絶技巧の《イスラメイ》、ロシアそのものの《ドゥムカ》。特に強く印象に残ったのは、CDのタイトルにもなっている《火の鳥》だった。ピアノ編曲版は初めて聴いたが、オーケストラ版に勝るとも劣らない力強さと豊かな色彩感を持っている。福間さんはフィギュアスケートがお好きだと聞いたことがあるが、ソチオリンピックの町田樹選手のフリープログラム《火の鳥》の演技を見て感じるところもあったのだろうか、と思ったりした。

 私の大好きなロシア音楽のCDに、また新たな魅力を持つ1枚が加わった。

 

by モモコ

ベルリン在住の若きピアニストである福間 洸太朗さんの名前は申し訳ないのですが知らなかったし、音楽レビューも私にとっては初めての経験です。

クラシック音楽への関心は10年前に健康のために始めたクラシックバレエのレッスンとともに広がっていきました。今回はロシア・ピアノ作品集ということもあり楽しい期待がありました。

《火の鳥》はバレエのシーンを思い浮かべて楽しく聞くことができました。また、最近 バレエリュス展を見てきた影響もあって全ての作品の中でバレエの衣装と曲が、一体となって踊っているようでした。

《展覧会の絵》も弾けたり憂鬱になったり、ピアノの音とリズムが私をいろいろな所へ連れて行ってくれました。街の中にいるような、田舎にいるような、まどろんだり、何か不安になったりと楽しい音の空間を楽しみました。ありがとうございます。

福間 洸太朗さんの今後の活躍を 期待します。次の10年が今までの10年よりもっともっと飛躍することを!!

 

by 田中 礼子

手先、足先にまで細やかに神経を行き届かせて表情豊かに舞うフィギュアスケーターのよう!

あらゆるパワーや感情さえも、指先と“間”でコントロールされている感じです。

 

音の粒がやわらかくて、激情するようなところもすーっと耳に馴染みます。

時に激しく、時にゆるゆると、はたまたしばし間があったり…と聴き手が福間さんに操られているような。

だけど雑味がなくて、とても心地がいいんです!

展覧会の絵》はギャラリーで見ている絵、それらを見た時の感覚、“プロムナード”している様子までもふっと浮かびあがってきます。

郷愁漂うメロディーのところも、どこか軽やかで静かな余韻に浸れます。

イスラメイ》での細かなタッチの超絶技巧は圧巻!

そして《火の鳥》の劇的なクライマックスは…激しいだけじゃない!

華やかで、表情の触れ幅の大きなロシア音楽の醍醐味を味わえるハズです。

ロシアの音楽は重厚でちょっと近づきがたい…そんなイメージを持たれている方にこそオススメしたい1枚です。

 

by S.Y.

福間洸太郎の演奏を聴くのは初めてでした。ライヴでも録音でも、オーケストラ版を聞く機会のほうが多かった《展覧会の絵》、そしてオリジナルはもちろんオーケストラ版の《火の鳥》。重厚、絢爛で原色的な演奏に慣れた耳に彼の演奏はとても新鮮に感じられます。
一方的に圧倒されるのではなく、こちらが耳を澄ませれば澄ませる程、身を寄せれば寄せるほど、作品の様々な「相」が見えてくる演奏。オケ版に比べて強弱や色使いの差がより穏やかであることが物足りなさにはならず、逆に個々の音、和音、陰影を際立たせ、かつ全体像も示す、まるで点描画のような魅力があります。
組み合わされた小品、特に《
ひばり》は感傷を排除した知的なアプローチで、少し冷静過ぎるかもしれません。若者特有の「熱」のようなものも少しは残して欲しかった。録音ではなくコンサートの環境下ではまた別の「相」を発見できるのでは、と期待せずにはいられません。

 

by ペンタトニック

皆さんのレビューを読みながら、わたしもまたCDをリピートしています。

決して派手な表現ではないのに、福間さんの紡ぐ物語の中に入り込んで、その景色を、その匂いを、その感触を確かめながら、ストーリーの結末へと歩んでゆくようです。

 

さあ、まだ福間さんのピアノを聴いていないあなた、こちらでも音源試聴ができますよ。

 

1.ムソルグスキー:《展覧会の絵

 プロムナード

SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
2.展覧会の絵 小人(グノーム)    
3.[プロムナード]    
4.古城 SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
5.[プロムナード]    
6.テュイルリーの庭    
7.ビドロ(牛車)    
8.[プロムナード]    
9.卵の殻をつけた雛の踊り SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
10.サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ    
11.[プロムナード]    
12.リモージュの市場 SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
13.カタコンベ -ローマ時代の墓    
14.死せる言葉による死者への呼びかけ    
15.鶏の足の上に建つ小屋 -バーバ・ヤガー SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
16.キエフの大門 SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
17.グリンカ:ひばり(バラキレフ編曲) SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
18.バラキレフ:イスラメイ(東洋的幻想曲) SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
19.チャイコフスキー:ドゥムカ(ロシアの農村風景から) SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル

20.ストラヴィンスキー:火の鳥(ギド・アゴスティ編曲)

   凶悪な踊り

SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル
21.子守歌    
22.終曲 SOUND:MEDIAファイル SOUND:REALファイル

10/24(金)

福間洸太朗 CDリリース記念ピアノ・リサイタル

 

そしてCDではまだ分からない、福間さんの魅力を本当に発見するには、コンサートに行かねばなりません。

これは絶対に保証します。

CDでしか福間さんの演奏を聴いたことのなかった方は、福間さんへのイメージを大きく裏切られることでしょう。

それは良い意味で、ですよ、もちろん。

N.H.さんも仰っているように、一見”桐箱入りの高級カステラ”のような、品行方正で端正で、隙のなさそうな福間さんですが、そんな穏やかな人ではないと、音を聴いた瞬間にピピンとくるはずです。

 

CDリリース記念リサイタルは、10月24日 19:00~浜離宮朝日ホールにて。

詳細はこちらでご覧ください!

 

ちなみに、今回CD白盤レビューをお書きいただいた皆さまには、こちらのコンサートにも足を運んでいただく予定。

そこでCDからさらに変貌を遂げた福間さんの演奏に、びっくりして欲しいな、と期待したりしています。

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