9/13(土)東京シティ・フィル公演での初レポ&宮本音楽監督にインタビュ~。

開演直前、宮本文昭さんと楽屋の前で
開演直前、宮本文昭さんと楽屋の前で

女子クラ部では、先週の土曜日13日、はじめて東京シティ・フィルさんの定期公演にお邪魔してきました。

 

指揮は音楽監督の宮本文昭さん。

まず、ちらっと拝見したゲネプロのときから、その張り詰める空気に圧倒され、演奏が終わると指揮者と楽員さんたちの和気藹々とした雰囲気のよさに感銘を受け、そして個人的には、オケの皆さんの私服のカラフルなことに、新鮮な驚きが。

 

今回は、女子クラ部専属ライターYUMIさんと、みきさんから、宮本音楽監督へのミニインタビュー、公演レポをお届けします!

宮本さんの楽屋の前にはこんな暖簾が
宮本さんの楽屋の前にはこんな暖簾が

9/13(土)は、宮本文昭氏が指揮をされる東京シティ・フィルの定期公演に伺いました。

今回は開演前にミニインタビューもさせていただけるとのことで大変緊張しておりました。

 

ゲネプロが終わり楽屋にお邪魔すると、そんな緊張しなくていいよと最初から大変柔らかいムードを作っていただいたので、誰もが気になっている(と思われる)質問をしてみました。

 

Q.宮本さんが元々オーボエ奏者だったことは存じ上げておりますが、指揮者を目指されたキッカケがサイトウ・キネン・オーケストラだったと伺いました。

具体的にどなたかの影響があったのか、教えて頂きたいです。

 

A.指揮者に転向したという感覚は今でも持っていません。

確かにサイトウ・キネンでたまたま急病人が出て、小澤さん(小澤征爾氏)から指名されて指揮をしたのが始まりではあります。

(前半がモーツァルトのオーボエ協奏曲だったのだけど、君が指揮をしないと後半がなくなってしまう、教えるからやりなさい、と小澤さんに脅されて、やむなく指揮をすることになったのだとか・・・)

 

その頃は自分が指揮をやることになるなんて思っていなかったんです。いやな仕事だと思っていましたから。演奏家は指揮者の悪口ばかり言っているものなので、あんな非難しかされないような仕事をする気がしれない、と。

 

それで、オーボエ奏者としては引退することは決めていたんですが、完全に“表現すること”をやめてしまって、ただの観客になってしまうのも寂しいな、と思っていた。

来た仕事は断らないという気持ちでいたところに、たまたま東京シティ・フィルさんから打診があり、3年ならという約束で音楽監督の仕事を引き受けました。

(指揮者はね、3年もいたら、だいたい“もういいな”と演奏者たちが思うものなんですよ。だから3年だけ。それ以上はやらない、と潔く仰っていました。)

 

オーボエを吹く時はね、こんな(といって、A4のコピー紙を見せながら)紙の厚みを半分に切るような、とても繊細な作業をしているものなんです。演奏者はみんな、それだけ神経を使って演奏しています。

そういった演奏家の苦労を理解しないで、指揮者がすべてを独断で遂行するようなことは、よくないと思いますね。

一流の演奏家たちをまとめることなんて、そんな簡単なことではないんですよ。

 

***

 

まだまだお話を伺いたかったのですが、お時間の都合でここまでとなりました。

指揮者と言えばすべてを任されており、とにかく演奏家に自分のイメージを伝え、指導する役割なのかな?と思っておりましたが、とにかく演奏家の個性を大事にし、演奏家だった頃の気持ちを大切にしながら、指揮を行っている宮本さんの姿に感銘を受けました。 

by YUMI


東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の第282回定期演奏会を聴いてまいりました!

今回はゲネプロ見学と指揮者・宮本さんのインタビューの機会をいただき、忘れられない大切な公演になりました。

 

今回の演目はロシア音楽。

チャイコフスキー歌劇《エフゲニーオネーギン》作品24より〈ポロネーズ〉の華やかな幕開け。一つ一つの楽器から出てくる音がコンサートホールいっぱい弾け飛ぶような豪華な曲!

 

公演前インタビューで、指揮者・宮本さんがプロの演奏家の音に対する強い思いを話してくださいましたが、演奏家をリスペクトし最高の音を出してもらいたい気持ちが宮本さんの指揮から伝わってきます。

例えが変ですが…、ステージのどの位置にいても、オケの皆さんは自分の顔の真ん前で宮本さんが指揮しているような気持ちになるのではないかと思うような指揮。

その指揮に応えるオケも気迫が伝わってきて、ゾクっとするような一体感でした。

 

続くラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、一曲目で勢いをつけたオケに横山幸雄さんのピアノが加わります。

とにかくアダルト。とても正確なのに艶のある演奏でもう頭がクラクラしてくる私…。

呼吸するのを忘れるほどでした。

会場に女性が多いなと感じていましたが、あの色っぽい演奏を聴いて納得しました!(笑)

 

後半、ムソルグスキー《展覧会の絵》はオケの力をこれでもかと言うほどに魅せつけ、観客を楽しませ興奮させてくれました。

 

音楽はエンターテインメントですね、楽しくて演奏途中なのに立ち上がりそうでした。

そして改めて、指揮者とオケが本当に信頼し合った時に生まれる音楽レベルの高さと壮大なパワーを感じることが出来た、感動的な演奏会でした。

 

宮本さん、横山さん、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の皆さんの今後の公演も楽しみにしています。

ありがとうございました!

by みき


宮本さんへのインタビューでは、その”熱い!”語りっぷりで、短いお時間で語りつくせないくらい、たくさんのことを伺いました。

マネージャーさんの”お時間ですよ”の声にも、まだまだ終わらない宮本トーク。

その”熱さ”が、舞台上にそのまま表れているのを見たとき、このオーケストラがこんなにもよい雰囲気を表現しているのは、宮本さんの情熱、演奏家への配慮、オケの皆さんの献身、そういったもの全てがよい方向に働いているんだろうな、と率直に思ったのです。

そして事務局の皆さんも、明るくパワフルで素敵!

 

今月27日には、ティアラこうとう定期演奏会が。

こちらは大人気の若手指揮者、川瀬 賢太郎さんのタクトでシューマン&グリーグ・プロ。

 

2014/09/27(土)午後3時開演 [午後2時15分開場]

シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲 作品81

グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16

シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」

 

指揮:川瀬 賢太郎

ピアノ:浦山 瑠衣(第37回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ)

 

ところで、東京シティ・フィルさんの公演って、開演前にプレコンサートがあるんですね。

先日のオペラシティでも、開演30分前から、ロビーでミニコンサートが催されていましたが、これがすごく気持ちいい。

ロビーに活気があふれて、コンサートを待つ気持ちがぐっと高まりますね。

 

皆さんも、ぜひ早くいらして、お茶をしながらプレコンサートも楽しんでみてください。

次回、公演詳細はこちらでどうぞ。

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