マリボール歌劇場 来日公演《アイーダ》GPに行ってきました♪

ゲネプロ開始前の様子
ゲネプロ開始前の様子

スロヴェニアが国をあげて盛り上げているマリボール歌劇場。質の高い内容のオペラを上演すると有名で、”ヨーロッパの秘宝”と謳われています。

今回はそのマリボール歌劇場が日本にやってくる!ということで、オペラ《アイーダ》のゲネプロへ潜入取材を敢行しました!

 

(公演概要はこちら ➡ http://www.concertdoors.com/concert/362/

 

ゲネプロとは、本番前の通し稽古のこと。

内容は本番とほぼ変わらないのですが、衣装を身に着けずに私服のままの出演者や、歌手の横に演技指導する方が付いているなど、本番よりもかなりラフな雰囲気の中で行われます。

今回のゲネプロも、開始前にはオーケストラの面々がカメラで写真を撮りあっていたり、歌手が舞台の上で回し蹴り(!)のフォームを披露していたりと。とても和気あいあいとしていました。

 

舞台右手のほうで指をさしているのが演技指導の人。その左にいるジャケット姿の人はキャストです!
舞台右手のほうで指をさしているのが演技指導の人。その左にいるジャケット姿の人はキャストです!

そして、いざゲネプロが始まると空気もキリッと引き締まり、本番と変わらないのであろう素晴らしい歌声とオーケストラの音色、そして華やかな衣装と重厚な舞台セットを堪能することができました。

今回潜入できたのは1幕だけでしたが、それでも十分すぎる満足感!本番はどれほどの感動に包まれるだろうか、と考えるだけでわくわくしてきます。

 

さて、「正統派オペラ」「オペラの中のオペラ」と言われるアイーダ。

劇中で歌われる『凱旋行進曲』は誰でも知っているサッカーの応援ソングですが、そもそもアイーダってどんなお話?という方のために、簡単にあらすじをご紹介します。

 

♡,*▶▪◀,*♡,*▶▪◀,*♡,*▶▪◀,*♡,*あらすじ*♡,*▶▪◀,*♡,*▶▪◀,*♡,*▶▪◀,*♡,*

 

時は古代エジプト。

王女アムネリスの奴隷であるアイーダは、身分を隠していますが実はエチオピアの王女で、今は捕虜となっています。エチオピアとエジプトは敵国同士であるものの、エジプトの若き将軍ラダメスとは密かに愛し合う仲。

しかしついに両国が戦争することとなり、エジプト側の司令官に選ばれたのはラダメスでした。アイーダは、愛する祖国と恋人が戦わなくてはいけない事実に苦しみます。

結果エジプトが勝利したのですが、捕虜の中にはアイーダの父親であるエチオピア国王が身分を隠して加わっていました。アイーダは父に強要され、ラダメスからエジプト軍の機密情報を聞き出します。その様子をアムネリスに見られたラダメスには死罪が決まりましたが、ラダメスはエチオピア王とアイーダを逃げさせました。

実はずっとラダメスに想いを寄せていたアムネリス。

アイーダへの想いを諦めれば命を助けると彼に告げましたが、ラダメスは断り、地下牢に生き埋めされることに。その地下牢の中には、なんと逃げたはずのアイーダの姿が。アイーダは彼の元に戻ってきたのです。二人は抱き合いながら、静かに死を待ちました……。

 

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ゲネプロ+スマホカメラ画質でも十分伝わってくるこの大迫力!
ゲネプロ+スマホカメラ画質でも十分伝わってくるこの大迫力!

壮大な舞台設定、恋愛の三角関係、復讐劇、悲劇的な結末。

オペラになくてはならないドラマチックな要素がこれでもか!と盛り込まれているストーリーに、ヴェルディの生み出した美しい旋律が重なったことで、初演以来ずっと愛され続ける傑作オペラとなったのですね。

 

個人的な話になりますが、私は趣味でオペラを観に行きます。

自分自身はただ数時間客席に座っているだけなのに、開幕しオーケストラが序曲を演奏するとたちまち非日常の世界に吹き飛ばされ、展開に合わせて喜怒哀楽の感情が心の中をせわしなく飛び回るのを感じます。感性が激しく揺さぶられるからか、終演後、帰りの電車の中ではいつも他では味わったことのない充実感と潤いに満たされています。

 

また、凝られた舞台セットや衣装の華々しさに贅沢を感じてうっとりできるのはもちろんのこと、歌手の方々の磨き上げられた美声やオーケストラの迫力を全身で受け取ると、体内に溜まっていたストレスが浄化され、明日への活力が湧いてきます。

オペラなんて敷居が高い!難しい!とお考えの方も多いとは思います。

しかしそもそも全編イタリア語なのだから、字幕を観ないと何言っているのかすっかり分からないし、とっつきにくいと感じるのはあたりまえ。

だからこそ、開幕前に少しだけ物語の予習をした後は、頭で考えるのをやめて五感をフル稼働させ、身体全体で感じ取ることをお勧めします。

ヒロイン役の可憐な演技に女を学ぶもヨシ、悲劇的な恋愛に感情移入して涙を流すもヨシ。

楽しみ方は自由です!

せっかくの芸術の秋、今年は少し奮発してラグジュアリーな世界に酔いしれてみてはいかがでしょうか?

by 鷲尾仁美

マリボール歌劇場 来日公演《アイーダ》

画像をクリックするとコンサート・ドアーズさんHPに飛びます
画像をクリックするとコンサート・ドアーズさんHPに飛びます

こちらの公演、さっそく本日から始まっております!

《アイーダ》は、最初に観るオペラとしてもうってつけだと思いますよ。しかもチェドリンスとグレギーナというスター・ソプラノ堪能できる素晴らしい機会。

見せていただいたGPのときのアイーダは、チェドリンスでしたが、どちらの回に行かれても、それぞれに楽しめるはず!

 

首都圏での公演は、こんなスケジュール。この後もつづくので、ぜひコンサート・ドアーズさんのHPでご確認を。

 

10/17 (金) 18:30開演 練馬区立練馬文化センター

10/18 (土) 15:00開演 大宮ソニックシティ 大ホール

10/19 (日) 15:00開演 Bunkamura オーチャードホール

10/22 (水) 18:30開演 Bunkamura オーチャードホール

10/23 (木) 18:30開演 Bunkamura オーチャードホール

10/24 (金) 18:30開演 よこすか芸術劇場

公演前に・・・オペラ《アイーダ》の予習には、こちらのディスクもどうぞ!

大野和士さん指揮、王立モネ劇場での上演です。

もちろん日本語字幕つき♪

 

ヴェルディ:歌劇《アイーダ》王立モネ劇場2004(リイシュー)

COBO-6232 ¥2,800+税

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