JAZZ・・・ことはじめ ミューザ川崎のジャズ講座にお邪魔してきました!

実はクラシック以上に、女性たちには手を出しにくいかもしれないJAZZ。

わたしも、JAZZとなると、好きは好きなんだけど誰かに連れて行ってもらわないと、なかなかライヴハウスには踏み込めないなぁ、と思っている。

でも、そんなジャズ初心者にはもしかしたら、はじめの一歩を踏み出すいい機会かもしれない「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき 2014」・・・地名がみっつも付いている不思議なフェス。これに先立って、ミューザ川崎で開催されているジャズ・アカデミーの門をたたいてみました!

女子クラ部でお邪魔した、3つの講座をいっきょレポートします。

 

第4回 本田雅人「ドレミが分かれば誰でも出来る即興演奏レシピ」

第5回 国府弘子「ジャズ講座:音のおしゃべり、音のお料理」

第6回 ユキアリマサ/原 朋直
Improvisation/Ensemble講座:どうやってアンサンブルで会話するの?」

女子クラ部は、第4回「本田 雅人~ドレミが分かれば誰でも出来る即興演奏レシピ」から参加させていただきました!

この回のレポートは、esu さんです!

ジャズアカデミー第4回「ドレミが分かればだれでも出来る即効演奏レシピ」!

 

講師の本田雅人さんはT-SQUAREで活躍されていた超絶技巧SAX PLAYER。女性が最前列にいたのも、その所以かなぁと思います。軟らかい雰囲気で端正な顔立ちなのですが、真面目な顔で冗談をいうようなタイプの方で、話もとても面白かったです。

今回のアカデミーは、ジャズの話といよりは、色々な楽器で演奏が披露されたり、受講者参加のコーナーがあったりと、盛りだくさんの内容で、とても楽しい時間でした。

 

前半は本田さんの音楽人生のお話です。(◆はいただいたレジュメに記載された項目)

 

◆音楽との出逢い

ご両親が音楽の先生だったこともあり、3歳からピアノをはじめられたそう。ご自宅でもピアノのレッスンが行われていたので、自然と聞き弾きをマスターされたのだとか。その頃は聞いていれば弾けたので、譜面の必要性を感じなかったのだそう。スゴイ!

 

◆吹きもの楽器との出逢い◆運命的出逢い!

幼稚園でハーモニカ、小学校でリコーダーを吹いていた本田少年。色々なリクエストにこたえてなんでも吹いていたのだとか。そんなわけで、学校では大変な人気者に。TVで流れる歌謡曲に合わせて吹くのが何より大好きな少年だったそうです。このころからメロディーをくずしたり、いわゆるアドリブのようなことも自然にやっていたというのが、今にもつながっているんですね。

さて、ここで実演。

ハーモニカで「きらきら星」、リコーダーで「いい日旅立ち」「禁じられた遊び」「ひと夏の経験」。・・・本田少年の人気者っぷりが十二分に伝わってきました。

 

◆遂にサックスとの出逢い!

お父様がブラスバンド部を学校につくる。田舎だったため楽器のメンテもお父様が行っていたとのことで、家に色々な楽器があるという素敵な環境に!

それらの楽器を色々と触ってみたそうで、楽器変遷はこんな感じ。

フルート(リコーダーと同じ吹き方でふくと息が続かない)

クラリネット(リコーダーと指使いが違う)

サックス(リコーダーと一緒の指使いで簡単だった)

そしてこれがきっかけとなって小学3年生からサックスを始めたそうです。当時はサックスで歌謡曲や演歌も(!)吹いていたというから驚きです。

そして演奏は、サックスでの「津軽海峡冬景色」・・・雰囲気あって良かったです。

サックスは人の声に似た感じの響きがあるので、歌謡曲にはすごく合います!

 

◆相対音感との出逢い

さまざまな楽器にさわっているうちにキーがあることに気づく!

 

◆譜面との出逢い

高校に入ってフォークバンドもはじめ、ギターを弾いたり歌を歌ったり、そこで初めて譜面の大事さを知る。

演奏は、ウクレレでの「なごり雪」。

 

◆アドリブとの出逢い

バンドでのギターソロでアドリブとは何ぞや?を実体験されたのだそう。

 

◆東京進出!

音大を受験されたということで、試験用の曲をサックスで聴かせてくれました。クラシック・サックスでフルートっぽい音が奏でられます。音符がいっぱい並んでいるような曲でした(笑)

クラシックとジャズでは奏法やマウスピースが違うんですよね。それを変えるだけで音色がこんなに違うってすごく面白いなと思いました。


後半は駆け足でしたが、こちらはより音楽講義っぽいお話となりました♪

 

◆超移動ドの勧め 

本田さんのピアノの伴奏にあわせて受講者が「かえるの歌」や「ドレミの歌」をドレミで歌います。どんどん「ド」が移動していくのですが、音程が高くなっても容赦ない本田さん(笑)

受講者全員これが相対音感なんだというのを実体験しました。

 

◆なんでドレミ?~移動ドのメリット~アドリブ人生~やっとジャズ!~仕組みは簡単◆

「ド」を基本にして、いくつ離れているかを表したのがドレミ(つまりレはドより一つ、ミはドより二つというような)とご説明されていました。

ドレミを知ればどんな楽器もできるようになる!ドレミを意識するとアドリブができるようになる!と良いこと尽くめなので、皆さんも、ドレミを生活の中に取り入れてみましょう!(たとえば鼻歌をドレミで歌うとか…)、そして、ぜひ自分でも楽器をやってみてほしいとオススメされました。

 

前半と後半の最後は、本田さんご自身の曲をサックスで。

やっぱり、これが本物!っていう音が、会場に満ち溢れ、立ち上がって揺れたくなるような、気持ち良い感覚でした。

育ってきた環境もあると思いますが、才能豊かな musician で、色々な楽器をさらっとこなす本田さん。「ドレミがわかれば楽器は誰でもできる」と、すごく簡単そうに言われるので、今まで聴く専門だった私もやってみたい!そう思えました。

なんだか、新しい世界が開けそうです。

 

ジャズアカデミー第5回の講師は、国府弘子さん。「ジャズ講座:音のおしゃべり、音のお料理」と題された講座を、めろでぃあんさんが受講してくれました!

開演とともに国府弘子さんが、今の季節にピッタリのスタンダードジャズ「枯葉」を披露。

思わずスウィングしたくなる心地良さです。

そして、この「枯葉」の演奏にちなんで、ジャズ講座がはじまります。


ジャズにとってアドリブは切っても切り離せないものですが、演奏者にとって”思った音と違った!”と思うこともあるもので。

けれど、そんな音も3回弾くことで、スパイスの効いた音に変身するのだそうです!

今回の「枯葉」の演奏にも”3回”効果を使った音があるということで、演奏を再現されたのですが、それを”弾きたかった音”と聞き比べてみることで、”なるほど、ピリッとスパイスが効いたこんな音!”と感じることができました。


アドリブはピアノの響きや会場の雰囲気、さらには体調や一緒に演奏する仲間によっても変わり、その瞬間に浮かんだ事、感じた事を音で伝えているそうです。

とはいえ難しいアドリブ・・・。国府弘子さん曰く”耳コピー”(音楽を聴きとる→楽譜を起こす→演奏する)から始めると良いとのこと。

国府弘子さんご自身も小学生の時には映画音楽を、中学生になるとビートルズを耳コピーされてたそうで、そのようにして聞いてきた音楽が、肥やしとなって今も役立っているそうです。


そして私たちも、”耳コピー”体験会に参加することになりました!

(こんな想定外の進行もジャズっぽい!?)

題材の音源は、2015年1月22日に発売されるアルバム『ピアノ一丁!』より選曲。

3名の方がステージに上がり、初めて聞く曲を素晴らしい耳コピー&アレンジで演奏されたり、普段から耳コピーしている曲をお披露目されたりと、会場がとても盛り上がりました。

 

また、リクエストコーナーでは中学生の頃に耳コピーされていたというビートルズの曲を4曲披露して下さいました。

曲名を聞いてもピンとこなくても、メロディには聞き覚えがあったりと、とても懐かしかったです。

 

最後に、国府弘子さんのオリジナル曲「サクセスムーンダンス」の優しい旋律を聞くことができました。


”音楽は競うものでなく、喜びをシェアする”

”音楽を聴いて浴びて幸せになる”・・・そんな言葉も印象に残る講座でした。

 

11月後半に開催されるジャズ・フェスティバルでは、その場でしか楽しめないアドリブを聴いてジャズに陶酔できること間違いなしです。

 

国府弘子さん、素敵な時間をありがとうございました。


 最終回となる第6回目は、ユキアリマサさんと原 朋直さんによる Improvisation/Ensemble講座。「どうやってアンサンブルで会話するの?」

とっても気になるこの講座に、ピノさんが参加してきました!

ジャズというと、村上春樹さんの小説に使われているイメージを持っているのですが、どんなプレイヤーが有名で、曲の名前をきいてもよくわからない・・・という状態。そんなジャズ初心者の私ですが、今回のジャズ講座はとてもワクワクする時間でした。


”口から生まれた”とおっしゃる能弁なピアニスト・アリマサさんと、寡黙に見えて実は雄弁なトランペッター・原さんの大学教授お二人のジャズ講座。10年以上にわたってデュオをされているので、音楽はもちろんトークの掛け合いも楽しく、話や演奏にひきこまれました。

ジャズの歴史を紐解いて、まず一番古いといわれるオリジナルディキシーランドについてお話をうかがい、ジャズのリズムを解説いただきながら、ブギウギ、スウィング、ラグタイムといった演奏を聴きました。「聖者の行進」や「枯葉」をノーマルバージョンで弾いたりアレンジしたり。

ジャズと一口にいっても色んなジャンルがあってよくわからない・・・と思っていたけれど、解説を聞いてから演奏を実際に聴いてみると、より理解できて面白い。

「ジャズは感覚で聴いて楽しむことで充分だけれど、ジャズを知ることでもっとわかるようになるよ」というアリマサさんの言葉が印象に残りました。


さて、今回のテーマはアンサンブルについて。

アンサンブルはミュージシャン同士の会話ですが、私にはどうやって音楽で会話をするのか検討もつかず・・・。プロだから、の一言ではすっきりせず、楽譜もないし、どうやってあわせるのか不思議に思ってました。

ジャズのアンサンブルは、リズムをあわせる、メロディをあわせる、和音(コード)をあわせることでジャズになっていくとのこと。

奏者はお互い自己主張しつつも、相手をリスペクトして演奏することがベースにあるのだといいます。演奏しているところをみると簡単そうではあるけれど、実際は音楽の引き出しがたくさんあって、それを自由に出し入れできるところがプロなんだなぁと思いました。


質疑応答では、普段聞く音楽や練習について伺いました。

一日中音楽を聞いているから、特にコレという音楽はぱっと思いつかれないという様子でしたが、クラシックだったり、ポップだったり、いろいろ聴かれているとのこと。

普段はクラシックを練習されているそうですよ。クラシックは、ジャズとベースのところが一緒なんだそうです。若い頃は1日に13時間練習したこともあったけど、今は集中力が続く3時間ぐらい。

他の時間は絵をみたり、アーティスティックな感性を養う時間に使われているそうです。

心底音楽が好きなんだなぁと感じられる質疑応答でした。


難しいことを簡単そうに難なく見せられるのが達人!こともなげに楽しそうに演奏していて、心底憧れました。

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