12/13(土)都響ナビ付きコンサート!演奏会の裏側で活躍する、縁の下の力持ちを知るの巻

今回のナビ付きツアーのレポーターは、めろでぃあんさんと小丸子さん。開演前の劇場ツアーの様子など、興味深く体験してくださいました!


12月13日(土)は都響の「作曲家の肖像」シリーズの記念すべきVol.100「シベリウス」のコンサートにナビ付きツアーで参加してきました。

今回は14時開演のコンサートですが、ツアーの参加者は11時に集合し、リハーサルをモニター越しに観賞したり、劇場の裏側を探索したりしてから、本番のコンサートを楽しむというプログラムでした。

本日のホールは東京芸術劇場です。

今回のツアーでは本番の演奏会を鑑賞するだけではなく、普段私達が入る事ができない言わば裏方さん達の働くお部屋や装置を見学させて頂きました。

今回のナビゲーターは、鷲尾仁美さんです。
今回のナビゲーターは、鷲尾仁美さんです。

まずは、リハーサル中継をしているモニターを見ながらランチタイム。


モニター画面をよ~く見ると、リハーサルでは演奏家の皆さん私服です。

本日の公演でヴァイオリン・ソリストを務める三浦文彰さんは、スカイブルーのシャツで若々しくオシャレにきめていました。

リハーサルがプログラムの順番で進行することは稀で、リハーサルが終わったときに、ステージ上のセットがコンサート・スタート時の状態になるような順で進められるそうです。


ただコンチェルトなどソリストが入る曲がプログラムされている場合は、ソリストの演奏がリハーサルの最後になることも多く、本日のリハーサルもヴァイオリン協奏曲が最後に行われていました。

今回の公演は、リハーサルで初めてホールを使っての演奏ができるということで、広いコンサートホールの響きなども確認しながら行われていたようです。


さて、本日のナビゲーターは、音大を卒業されたばかりの鷲尾仁美さん。

リハーサルの様子をモニター画面で観つつ、普段聞くことができない音大ライフの話に盛り上がりました!


そしてランチの後は、劇場ツアーでホールの裏側に潜入!!

観客からは、裏方さん達の頑張りにはなかなか気づくことが出来ないものですが、ステージ上でオーケストラの人たちが演奏に集中できるよう、実は少人数で縁の下の力持ちとなって活躍してらっしゃいます。

そんな技術者の方々が働く4つの部屋を覗かせてもらいました。

こういったお部屋はみんな、私達が座る客席の後方に存在しています。

バックステージツアーは、東京芸術劇場の石丸さんガイドしてくださいました。ダンディな声の石丸さん、ありがとうございます!!(スタッフより)

〈投映室〉

私たちがランチをしていた場所の横にある、秘密の扉をひらくと・・・、そこは上演中に撮影をするための小部屋(といっても結構広い!)が。3階客席の一番上にある窓が、その部屋です。めったにお客さんには気づかれない場所です(笑)とのこと。


次は階段を下りて、2階客席へ。

〈中継室〉

テレビ放送のための中継拠点となる部屋があります。

ホールで撮影した映像を、駐車場に停まっているテレビ局の中継車に、ここからとばすのだそうです。


〈調光室〉

東京芸術劇場の大ホールで行われる演目の殆どはオーケストラ等のクラシックのコンサートです。ですから細かな演出はさほど必要がないそうですが、そうは言ってもやはり照明等は重要です。

特に指揮者が登場する場合には指揮者本人の要望で照明の明るさなどを打ち合わせて本番に臨みます。

さらに舞台には楽器が置いてあります。特に舞台後ろにある打楽器のティンパニは革が張ってありますから、照明の明るさや温度によって音が狂うこともありますので、奏者の要望によって照明の調整をしたりするのも重要な仕事となるのです。

ホールの照明は、開場から終演まで、ホール内の様子などを確認しながら調整しているそうです。

一番分かりやすいのは、開演前に客席の照明を落としてステージをライトアップ!

いよいよ始まると感じる瞬間ですね。

私たちも、この明るさ調整を体験させてもらいました。

慣れない機器にドキドキしながら、レバーを動かすと明るくなったり暗くなったり。


演奏も終わり、数回のカーテンコールがあって、いよいよホールの照明が明るくなるとコンサートの終わりを告げる合図となりますよね。そんな「終演」のタイミングも、舞台袖と連携しながら行われるそうで、照明の方は最後の最後まで気が抜けません。

〈音響室〉

クラシック音楽では音響の調整が複雑!ということは無いそうですが、演奏曲目によっては効果音を出すこともあるそうです。

有名なところでは、レスピーギの「ローマの松」の鳥の声や、チャイコフスキーの序曲「1812年」の大砲の音。

このような曲の場合は、持ち込まれた音源を演奏に合わせて出すということもあるそうです。

まさに演奏者の一員としても重要な役割を担っているのだなぁと感じました。


またここで、演奏会の録音作業も行われています。

ステージを見ると、指揮者の頭上には吊りマイク。今回は7月に行われた演奏会の冒頭部分を少し聴かせてもらいました が、指揮者が聴いているような音を、大きなスピーカーから聴くことができるという、贅沢なひと時でした。

どの部屋にも沢山の装置がところ狭しと置かれています。この装置を皆さんは駆使し、舞台を支えています。

私達が客席で優雅に鑑賞している間、演奏者が舞台で演奏している間、舞台の裏では沢山の裏方の人達が縁の下の力持ち、内助の功となって支えていることを今日知ることが出来ました。

コンサートに出かけると、ステージにばかり視線が注がれますが、ホールの裏側にも縁の下の力持ちとなって活躍している方々がいることを発見できるツアーでした。


*♪*♪*♪*♪*♪*♪*


そして、いよいよコンサート。

今回は北欧の作曲家「シベリウス」。指揮者は、2015年4月から都響の音楽監督に就任される大野和士氏でした。

北欧の風景が浮かんできそうな静かな美しい響き、かと思えば力強い旋律。

そんな対比を楽しむことができるシベリウスの3曲でした。

ヴァイオリン協奏曲では、ソリストの三浦文彰さんの美しくクリアな音色に聞き惚れました。

三浦さんはアンコールでは、ガラッと変わってバッハのソナタ。

バッハの立体的な音楽が、たっぷりと伝わってきて、まだまだ聴いていたいなぁ・・・と感じさせる素晴らしい演奏でした。


今までシベリウスの曲と言えばピアノ曲の〈樅の木〉を聞くぐらいでしたが、シベリウスの世界も広げてみたいなぁと感じています。

素敵な時間を、ありがとうございました。

次回、ナビ付きコンサートは

3月8日(日)!


インバル指揮、河村尚子さんのピアノによって、今シーズンの作曲家の肖像シリーズのラストとなります。


ラストがシューマンだなんて、シューマン好きのじょ子には、たまりません。


インバル先生の指揮で4番を聴けるのも嬉しい(今回は改訂版ですね)。河村さん&インバルというコンビにも注目ですね。


ナビ付きツアー情報は年明けまでお待ちくださいね。

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