藤原歌劇団 オペラ《ファルスタッフ》GPを見学

1月23日の金曜日、翌日から公演の始まる藤原歌劇団の《ファルスタッフ》GPを観賞させて頂きました。

 

藤原歌劇団にとっては初演目となるこのオペラを

*日本を代表する演出家、粟國淳

*ロッシーニの世界的権威である指揮者、アルベルト・ゼッダ

*衣装、アレッサンドロ・チャンマルーギ

という豪華なメンバーで作り上げた贅沢な喜劇の舞台ということで、幕が上がる前からワクワク!

 

巨匠アルベルト・ゼッダの指揮によって勢いよく、そして軽快に音楽が始まります。現れた舞台は、なんとなく無機質にも感じられるようなセット。

そして今回の主役、落ちぶれ老騎士ファルスタッフが声量たっぷりに歌うのですが、衣装で作りこまれたファルスタッフの巨漢ぶりにビックリ!

ですが、ファルスタッフ役の折江忠道さんがこの風貌にピッタリはまっていて面白く、この後の成り行きに、ますます期待させられます。

 

ファルスタッフからお金目当ての恋文を受け取ったアリーチェとメグが登場するシーンでは、舞台は青空に。小道具や衣装が華やかな女性たちの登場で、同じ舞台セットとは感じさせないほど雰囲気が変わります。

そこで繰り広げられるファルスタッフへの復讐の相談。

女性陣×男性陣のだまし合いが繰り広げられて見どころ満載です。

 

ファルスタッフが洗濯籠に入れられ、テムズ河に投げ込まれて散々な目に合っても、再び女性陣のたくらみにはまってしまうシーンなどは滑稽!

ファルスタッフがさらなる事態に陥ってしまう舞台などは、妖精が登場し幻想的でもあり、ヴェルディらしい舞台のように感じられて、思わず惹きこまれてしまいます。

 

最後に歌われる〈世の中はすべて冗談〉は、ファルスタッフの歌声に始まって10人のソロと混声合唱へと広がりをみせるフーガで、さすがヴェルディの作品と感じさせるものでした。

 

理屈ぬきで楽しめるストーリーを、アルベルト・ゼッダが作り上げる音楽、熱のこもった東京フィルハーモニー交響楽団の演奏とともに聴かせるオペラは、2時間があっという間に感じられるほどでした。

最初は無機質に感じられた舞台も、最後には照明効果や小道具、衣装などでとっても華やかなものとなり、そんな舞台の変化を見るのもオペラならではだと思います。

 

完成度の高いヴァルディの喜劇は、気分もスッキリ楽しめました。

 

by めろでぃあん

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